未来の生き方
2020年11月16日 16時00分11/14(土)の愛媛県PTA大会(オンライン開催)で、社会学者の古市憲寿氏による講演をYouTubeで視聴しました。PTA会員の質問に答えるなど、インタビュー形式でとてもためになったので、一部ご紹介します
◆親も教員も、自分が子どもだった頃の常識はもう古い。→ アップデートが必要
◆未来を生き抜くのに重要な非認知能力~開放性(好奇心や想像力)・勤勉性(自己規律や忍耐力)・外向性(社交性や明るさ)・協調性(優しさや思いやり)・精神安定性(不安を抑える力、自制心)~が伸びるのは幼児期。小学校に入ってから求めすぎると、子どもがしんどい。
◆社会で生き残りやすいのは、感じがいい「笑顔」で明るい人。
◆子どもの「好き」「得意」なことを伸ばすこと。また、子どもが自分の人生を選ぶためには「嫌い」なことをはっきりさせることも大切。
◆未来の仕事や生き方などの「選択肢」や、家庭や学校以外の「いろいろな居場所」を子どもに見せること。これは、いじわるな人がいたときに「世の中にはこんな人もいるのか」と冷静にふかんして見る訓練にもなる。
◆知識など検索すればすぐに分かる時代だから、学校では「考える」訓練が重要。そのためには、日常の中で「?」を見つけ、その疑問を解決するといった学ぶ動機・理由・目的が必要。