椿原正和氏を迎えての校内研修会
7月3日(金)の午後、椿原正和先生を緑小学校にお迎えし、校内研修会を行いました。
5校時には、6年生を対象に、全国学力・学習状況調査の国語の問題を教材として、「問題文をどのように読み取り、どのように考えて答えを導くか」について、直接ご指導いただきました。授業後には、教職員を対象に、本校の国語教育の進め方や今後の国語教育の在り方について、ご指導・ご助言をいただきました。
椿原先生には4年前から町内の学校で師範授業や講義をしていただいていますが、本校でご指導いただくのは今回が初めてでした。そのため、子供たちは初めは緊張した表情を見せていました。しかし、テンポよく進む授業にすぐに引き込まれ、次々と出される先生の指示に従いながら、45分間集中して学習に取り組むことができました。
授業の始めには、学習中に筆箱を開け閉めしなくてもよいように、鉛筆3本、赤鉛筆、青鉛筆、消しゴム、物差しを机の奥の中央に準備しました。また、「6年生として『1』を目指そう」と話され、「①一人でする ②一番にする ③一回でする」の三つを意識することが大切であると教えていただきました。子供たちはその話を真剣な表情で聞き、学習への意欲を高めていました。
問題文を読む際には、必ず「今から読む場所」を人差し指で示してから読み始めます。人差し指で文字をなぞりながら、普段よりも速く読むよう促されると、初めはたどたどしかった読み方も、授業の終わりには滑らかで速い読み方へと変わっていました。わずか1時間の授業で、子供たちの読み方が大きく変化したことに驚かされました。
さらに、問題文の大切なところを○で囲み、関連する部分を線で結ぶことで、「どこを読めばよいのか」が明確になることや、「エアーライン」「プラスα(アルファ)」という考え方を用い、題名や重要語句に着目して読むことで、「何を問われているのか」「何について考えればよいのか」が分かりやすくなることなど、多くのことをご指導いただきました。授業後に、子供たちが「あっという間だった。」「楽しかった。」とつぶやいた一言に、この授業の充実ぶりが象徴されているように感じました。
今回の授業と研修を通して、子供たちは文章を正確に読み取るための具体的な方法を学ぶことができました。また、教職員にとっても、国語科の授業づくりや日々の指導を見直す貴重な機会となりました。今回学んだことを今後の授業に生かし、子供たちの読解力の向上につなげていきたいと考えています。